「Gmailの受信トレイが気になって仕事が進まない!」という人のための拡張機能『Inbox When Ready』

私はメールを書こうとするたびに、受信トレイに気を取られてしまいます。

新しくメールが届くとすべてチェックし、Gmailを開いたそもそもの目的であるタスクを後回しにしていました。

新着メールはどれも緊急のものではなかったのですが、太字で表示された件名を無視できなかったのです。

受信トレイを隠す拡張機能

そこで今は、Chrome拡張機能『Inbox When Ready』を使って、受信トレイを隠しています。

ほかの方法もあれこれ試し、Gmailのタブをほとんどの時間は閉じておくようにしたこともあります。おかげで、メッセージが届くたびに漫然と受信トレイをチェックすることはなくなりました。

けれども、メールを書いて送信するためにGmailを開いたときは、メールが届くとつい受信トレイをのぞいていたのです。

『Inbox When Ready』は、検索したり、メールを書いたり、ラベルを確認したりするなど、たいていの作業が可能ですが、受信トレイを見ることはできません。

もちろん、1回余分にクリックすれば、受信トレイを開くことはできます。それでも、クリックをしない限り、受信トレイは「存在していない」ことになります。それがとても効果的なのです。

『Inbox When Ready』を使い始めて2日経つと、受信トレイをクリックして開きたいという誘惑に負けることはなくなりました。今では、受信トレイを開くのは、そうする心づもりができている時だけです。

けれども、「受信トレイをチェックしたい」という誘惑がもっと強い人は、『Inbox When Ready』の設定を変更して、1日の決まった時間帯以外は受信トレイがロックされるようにしましょう。

また、1日に受信トレイをチェックできる回数を登録することも可能です。もしもその回数を超えたら、開けようとした時に15秒間待たされます。

さらに、受信トレイを開く時間の1日の上限を設定することもできます。

有料版も

有料版にはより手厚いサポートがあり、特別な機能も追加されていますが、私はこれまでのところ、無料版でも十分使えると感じています。

プライバシーページを見る限り、『Inbox When Ready』はユーザーのメールを読み込んだり、連絡先をすべて記録したりすることはないようなので、マーケティングのために自分のデータをすべて提供するなどということにはなりません。

これで、たっぷり時間をかけてメールの文章をチェックすることができますね!