Galaxy Note 9発表。新Sペンに大容量バッテリー、史上最高性能の6.4インチ大型スマホ

ニューヨークで開催中のイベントGalaxy Unpackedで、サムスンがペン対応スマートフォンの最新モデル Galaxy Note9 を発表しました。

今回の大きなアップデートは、Bluetooth対応でリモコンにもなるSペン、4000mAhのノート史上最大容量バッテリー、最大512GB内蔵ストレージ+microSDXCを足せば計1TBに達するストレージ、10nmプロセスの高速プロセッサ。

さらに、いまもっとも勢いのあるゲーム『フォートナイト』も、AndroidスマートフォンではGalaxy先行でベータ版をリリースしました。

さらにGalaxy Note9 またはTab S4で参加したプレーヤーには、独占のスキン『Galaxy』をプレゼントします。

スピーカーはAKGチューニング、出力はNoteシリーズ最大。

カメラについては、Galaxy S9+ のデュアルレンズと、機械式可変絞りを継承。

さらにAIの進歩で、改良されたシーン認識や撮影後の写真認識(瞬き警告)などが加わりました。

カメラ機能といえば、Bluetooth対応になった新しいSペンをリモートシャッターとして撮影する機能もあります。

ヒートシンクの大型化など、冷却機構を大幅に改良。ゲームや動画撮影で問題になる発熱と低速化に対処します。

SペンはBluetooth対応でリモコンとしても使えるようになりましたが、本体に挿すたびに充電されるため、個別の充電は意識する必要なし。

当初はフォトギャラリーやプレゼンの送り戻し、リモートシャッターや前後カメラ切り替え等の純正アプリに対応しますが、サムスンはSDKを公開してサードパーティーアプリも対応可能にします。

さらに、Galaxyスマホをモニタに接続してデスクトップPCのように使えるDeXも進化。

従来は冷却ファンや追加のポート類を備えたドックにセットしていましたが、Note9はシンプルなUSB C to HDMIケーブルだけで、本体をタッチパッドや仮想キーボードにしてDeXモードが使えるようになりました。

従来同様、キーボードやマウスはBluetoothで接続できます。

発表されたカラーバリエーションは4色。ミッドナイトブラック、オーシャンブルー、メタリックカッパー、ラベンダーパープル。

Sペンは本体と合わせた色ですが、オーシャンブルーのみ、コントラストが鮮やかなイエローを採用します。

主なハードウェア仕様は6.4インチOLEDディスプレイ、128GB内蔵ストレージ / 6GB RAM、上位版は512GBストレージ / 8GB RAM。プロセッサはサムスン独自のExynos または Snapdragon 845。

海外での価格は、128GB / 6GBモデルが約1000 USドル、512GBモデルは1250ドル前後。予約を明日から、出荷は8月24日からの予定です。

Unpackedではこのほか、Galaxyブランドになったスマートウォッチ Galaxy Watch や、AIアシスタント内蔵スピーカー Galaxy Home も発表されています。