Windows Helloを使ったPCの指紋認証は便利!設定方法や必要機材について

Windows Helloを使った指紋認証はとっても便利!
はるるが以前に購入したノートPC、DELL XPS13(9360)にはWindows Helloに対応した指紋リーダー(読み取り)機能が搭載されています。

そのため、事前にWindows Helloの指紋認証機能を設定しておけば、PCにログインする際にパスワードの入力は不要。
そして指紋リーダーにタッチするだけで認証され、ログインできます。

このWindows Hello + 指紋リーダーによる指紋認証機能は実際に使ってみると、とっても楽ちんで便利なんです!

離席する際にPCをロックし、その後自席に戻ってきたら、パスワード認証を利用している場合は、キーボードでパスワードの入力が必要です。
対して指紋認証の場合は、指紋リーダーに指先をピッとあてるだけで瞬時にロックを解除できます。

今回は、Windows Helloの指紋認証機能を使用するために必要なものや、その設定方法をご紹介します!

Windows Helloの指紋認証機能を使用するために必要なもの
Windows Helloの指紋認証機能を使用するために必要なものは、以下のとおりです。

Windows Hello対応のWindowsが搭載されたPC
Windows Helloの指紋認証機能を使用する場合は、当然Windows Helloに対応したWindowsである必要があります。

本エントリー執筆時点では、Windows Helloに対応した一般向けWindows OSはWindows 10のみ。※
したがってWindows 10がインストールされたPCが必要となります。

※法人向けにはWindows Hello for Businessという機能が存在します。

Windows Helloに対応した指紋リーダー(読み取り)機能
Windows Helloの指紋認証機能を使用する場合は、Windows Helloに対応した指紋を読み取る指紋リーダー(読み取り)機能も必要です。

これは物理的な機械装置であり、最近販売されているノートPCでは、キーボードの周辺に標準搭載されていることがあります。
ただし安価なノートPC製品やデスクトップPCには搭載されていないことが多いです。(オプションで選べる場合あり。)

特にデスクトップPCについては、標準搭載されている製品を見たことがありません。
そのため販売されていたとしても、製品の種類はかなり少ないんじゃないでしょうか。

そして指紋リーダー機能が搭載されていないノートPCやデスクトップPCでは、後付けのUSB指紋リーダー(Windows Hello対応製品)を別途購入・接続することで、指紋認証が可能となります。

USB指紋認証リーダー製品は2,000~8,000円くらいで販売されており、たとえば以下のような製品がWindows Helloに対応しています。

Windows Helloを使った指紋認証の設定方法
Windows Helloを使った指紋認証の設定では、指紋リーダーの接続とWindows Helloの指紋認証に関する設定の2つの作業が必要です。
このうち指紋リーダーの接続は、既にWindows Hello対応の指紋リーダーが搭載されているノートPC製品では不要なので、読み飛ばしてください。

今回は、はるるの自宅にあるデスクトップPCにWindows Hello対応のUSB指紋リーダー、K67977JPを接続。
そして右手の人差し指の指紋でPCにログインする手順を例に、設定方法をご紹介します!

指紋リーダーの接続
Windows Hello対応の指紋リーダーが搭載されていないPCでは、まず指紋リーダーの接続作業が必要です。

はるるがデスクトップPCに指紋読み取り機能を追加するために用意したのが、ケンジントン社のK67977JPという製品。