iPhone 14を1円でも安く買いたいなら、いつ買うのが正解?

2022年9月に発売されたiPhone 14。2023年4月に入って売れ行きは……良いとは言えない状況です。

スマホの売れ筋ランキングを見ても、Google Pixel 6aやXperia 10 Ⅳ、AQUOS sense7といったモデルがランキング上位で、iPhone SE(第3世代)がようやく上位に入りますが、iPhone 14はベスト10に入るか入らないかといった状況のようです。

ここ最近、軒並みハイエンドモデルの売れ行きが不調なことからわかるように、不調の原因には〝高価格〟が最大の理由と思われます。

一方、旧型となるiPhone 13が売れていることから、〝新型と旧型の性能差が少ない〟と感じているユーザーも多いはず。〝高い時期に新型iPhoneを買う必要がない〟と判断している方も多数います。

iPhone 14はいつ安くなる?

ナンバリングされたiPhoneは毎年9月前後に発表されます。そのため新型の旬は1年間。その間に大幅な値下げは行われないのが通例です。ちなみに、iPhone 14の128GBモデルは、アップルストアにて11万9800円からとなっています。

一方、iPhoneは旧モデルが併売されることがあります。2023年3月現在、アップルストアでは2021年発表モデルのiPhone 13と、2020年発表モデルのiPhone 12も併売。

iPhone 13の128GBモデルが10万7800円から、

ちなみに、アップルストアで取り扱われるiPhoneの最廉価モデルはiPhone SE(第3世代)の64GBモデルで、価格は6万2800円から。この価格でiPhoneの新品が購入できるのですから、iPhone SEの人気に納得です。

iPhone 14はいつ買うべき?

では、iPhone 14はいつ買うべきでしょうか? 今回、iPhone 14の売れ行きが期待ほど伸びなかった理由に、搭載するチップが最新版ではなくなったことがあると思われます。

iPhone 14に搭載されたチップはA15 Bionic。これはiPhone 13と共通です。GPUが変更になるなど細かい部分での進化はありますが、新旧モデルの差が少ないのは、ユーザーの購買欲を制限する大きな理由になっているのは否めません。

ということは、新型iPhone 15(仮)の発売まで待つというのも考え方のひとつかもしれません。

iPhone 15(仮)はいつ発売される?

例年通りのスケジュールで進行するならば、iPhone 15の発表は2023年9月もしくは10月であると予測されます。発売は9月中もしくは10月の予測となります。

iPhone 14を待つ理由……現役で使える期間から逆算してみるのも手

iPhone 14の購入を2023年9月以降まで待つのも正解のひとつだとしました。では、iPhone 14はいつまで現役で使えるのでしょうか?

iPhone 14は通信キャリアが提供するネットワークのひとつ、5Gに対応しています。今後6G、7G……とネットワークが進化していくでしょうが、5Gはしばらく継続されると思われます。

ちなみに3Gの停波スケジュールが各通信キャリアから発表され、KDDIはすでに2022年3月31日にサービス終了しています。

このことから、毎年サポートされるモデルが更新されるとするならば、6年程度がアップルのサポート期間の限界と想定されます。それで考えるなら、iPhone 14は2022年9月発表なので、2028年9月あたりまでは新iOSのサポートが受けられる可能性があります。

つまり、仮に2023年9月以降に購入しても5年程度は〝現役iPhone〟として使えるのではないでしょうか。