Pixel Watch、次世代型GoogleアシスタントやExynosチップを搭載?

近く発表が予想されているGoogleのPixel Watchに関する新たな情報が入ってきました。

次世代版のGoogleアシスタントやSamsungのExynosチップを搭載するとのことです。

Pixelスマホと同じ「次世代型」Googleアシスタントを搭載?

9to5Googleによると、Pixel Watchには「次世代型」のGoogleアシスタントが搭載されるとのことです。

これはサーバーを介することなく端末上で音声を処理できるものであり、遅いと不評だったこれまでのWear OSのGoogleアシスタントに比べ、大幅なスピードアップが期待できます。

スマートフォンよりも手軽に操作したいスマートウォッチにとってはうってつけの機能といえるでしょう。

この次世代型Googleアシスタントは2019年のGoogle I/Oでデモが公開され、その動画をYouTube上で見ることができます。

Pixelシリーズのスマートフォンにすでに搭載済みです。

SamsungのExynosチップが搭載される?

また、Pixel Watchにはシステム・オン・チップ(SoC)としてSamsungのExynosシリーズが搭載されるとのことです。

これまでWear OS(Android Wear)搭載スマートウォッチにはQualcommのSnapdragon Wearシリーズを搭載するのが一般的でしたが、SamsungはExynos W920と呼ばれるスマートウォッチ向けSoCを開発し、Galaxy Watch 4に搭載しました。

Pixel Watchに搭載されるのが同じExynos W920かどうかはわかりませんが、Qualcommは2020年7月にSnapdragon Wear 4100+を発表して以降新製品を発表しておらず、性能を考えるとExynos W920を採用する方が妥当だと考えられます。

Qualcommは後継製品であるSnapdragon 5100を開発中ともいわれており、こちらである可能性もあるかもしれません。

また9to5Googleは、Tensorチップと同じように、Samsung製チップにAI処理ユニットを搭載した独自チップをGoogleがスマートウォッチ向けに開発する可能性もあるとしています。