Epic GamesがAppleとの訴訟の判決を不服として控訴

2021年9月10日、長らく続いていたApple対Epic Gamesの訴訟に判決が下りました。しかし、Epic Gamesはこの判決を不服として、さっそく控訴しています。

2021年9月10日の判決で、裁判所側はAppleに「App Storeでサードパーティーの支払いシステムを認めるように」という差し止め命令を下しました。これは長らくEpic Gamesが求めてきたもののひとつではあるのですが、同時に裁判所側は「Appleが連邦あるいは州の独占禁止法のもとで独占者にあたると最終的に結論付けることはできません」と述べ、AppleのApp Storeが独占禁止法に抵触するものではないという判決を下しています。これにより、AppleはApp Storeにおいて独自の支払いシステムを経由しない支払い方法を認めなければいけなくなったものの、独自の支払いシステムを経由する場合はこれまで同様「15~30%の手数料」を徴収することが可能です。

AppleとEpic Gamesの訴訟で「App StoreはApple以外の支払い方式も認めるように」との判決が下る、一方でAppleの勝利という声も - GIGAZINE