Google Chromeのタブをデバイス間で共有する方法

タブをつい開きすぎてしまうことに悩んでいる人は、タブを管理するのがどれほど難しいか分かっていると思います。

タブを開くのが好きでもそうでなくても、Chromeを使って特定のタブをパソコンからスマホ(もしくはその逆)に共有することができます。

こうすればすべてのデバイスですべて同じタブを開くことができ、中断せずにサイト閲覧を楽しんだり、デバイスに関係なく続きを見ることができます。

デバイス間でタブを共有するために必要なこと

Chromeのタブをデバイス間で共有するには、すべてのデバイスにChromeをインストールする必要があります。

今回の場合、パソコンとスマホ、タブレットです。Mac、Windows、Linux、Chrome OS、Androidでタブの共有ができるので、互換性の問題については心配はいりません。

また、この機能を利用するには、Chrome 77以降のバージョンが必要です。それ以前のバージョンでは、Chromeで「chrome://flags」を開いて、「Send tab to self(タブを送る)」を有効にしなければなりません。

最後に、タブを共有したいすべてのデバイスで、Googleアカウントにサインインし、すべてきちんと同期しなければなりません。

パソコンからスマホにタブを送る方法

パソコンからスマホにChromeのタブを送る簡単な方法が3つあります。すべて見ていきましょう。

方法①:アドレスバーのノートPCアイコンを使う

1. ChromeでWebページを開き、アドレスバー内をクリックする。

2. アドレスバーの右のノートパソコンアイコンをクリックする。

3.「お使いのデバイスに送信」の下に、同期されているデバイスの一覧が表示される。

4. Webページを送りたいデバイスをクリックする。

5. Webページが送信中だと知らせるポップアップ画面が表示される。

6. 送信したデバイスでChromeの通知を受け取ったら、それをタップして新規タブとしてWebページを開く。

方法②:WebページのURLを右クリックする

1. Webページを開き、アドレスバー内をクリックしてURLを選択する。

2. URLを右クリックする。

3. 「[デバイス名]に送る」をクリックし、タブを送信する。

4. 送信したデバイスで通知を受け取ったら、それをタップして新規タブとしてWebページを開く。

方法③:Webページを右クリックする

1. ChromeでWebページを開いたら、ページ内のどこでもいいので右クリックする。

2. 表示されたコンテキストメニューから、「[デバイス名]に送る」をクリックし、Webページを送信する。

3. 送信したデバイスで通知を受け取ったら、それをタップして規タブとしてWebページを開く。

スマホからパソコンにタブを送る方法

携帯デバイスからパソコンにタブを送りたい場合の方法もご紹介します。

1. 携帯デバイスで、送りたいChromeのタブを開く。

2. 画面右上の3つの点をタップする。

3. 「共有」をタップする。

4. 「送る」の中で、送りたいデバイス名をタップする。

5. 「[デバイス名]に送信中」の通知が表示される。

6. その後、送信したパソコンで受信の通知が表示される。

7. 通知をクリックすると、Chromeが起動し、Webページが開く。

スマホで中断した閲覧をパソコンで再開する方法

その時見ているタブをパソコンに共有する前に、スマホのバッテリーがなくなりそうな場合は、パソコンからスマホの閲覧履歴に簡単にアクセスし、中断したところから続きを見ることができます。

方法は以下の通りです。

1. Chromeを開く。

2. 画面右上の3つの点をクリックする。

3. 履歴にカーソルを合わせると、閲覧履歴のメニューが表示される。

4. 最新の履歴をクリックすると、スマホで中断したところから続きを見ることができる。

また、履歴をクリックすると過去の閲覧も見つけることができる。

便利なChromeのタブ共有機能を使いこなそう

このように、タブの共有はリアルタイムで行なわれるので、瞬時にタブを送受信するにはすべてのデバイスがオンラインに接続されていなければなりません。

上記の手順を繰り返せば、同じアカウントでサインインしていたり、同期しているデバイスには、いくつでもタブを共有することができます。

タブを管理したり、大事なWebページを保存する素晴らしい方法です。