ASUSが2画面ノートPCを2機種発表 = 第11世代コアにGeForceも搭載でパワーアップ

ASUSは4月21日、「ZenBook Duo 14(UX482)」と、「ZenBook Pro Duo 15 OLED(UX582)」を発表した。ともにASUSが誇る2画面ノートPCで、最新CPUを搭載しており、Zephyrus Duoが実現しているセカンドディスプレイのリフトアップを実装して、使いやすさが向上している。

発売日は14型が4月21日で、価格は15万9800円~23万9800円、15型は6月中旬予定で、価格は39万9800円。

傾斜によって画面がひとつながりに! ZenBook Duo 14(UX482)

天板のデザインはZenBookではおなじみの同心円で、ロゴは鏡面仕上げだ

ZenBook Duo 14はボディデザインが新しくなり、キーボード後部にあるセカンドディスプレイが傾斜するようになった。また、厚みは前モデル(UX481)の20.1ミリから16.9ミリへと3.2ミリ薄くなり、重量も50グラムダイエットした。

メインディスプレイは14インチのノングレア、フルHD解像度で、4ミリの超狭額縁で、画面占有率は93%となっている。セカンドディスプレイは12.6型で1920×515ドットだ。

CPUはすべてTiger Lakeとなり、Core™ i7-1165G7、Core™ i5-1135G7でメインメモリーは16GB、SSDは512GBまたは1TBを搭載する3モデルの構成となっている。上位2モデルはNVIDIA GeForce MX450を内蔵する。59枚羽根のデュアルファンと10mmの大型ヒートパイプを内蔵し、CPUを28Wでノンストップで動作させることができ、AIPT (ASUS Intelligent Performance Technology)によって、消費電力を最適化し、静音性と冷却性を維持している。静音モード、バランスモード、パフォーマンスモードの3つのモードを備えています。MyASUSソフトウェアまたはFn+Fキーを押すことで、素早く異なるモードに切り替えることができる。

メインディスプレイは147度まで開き、それに伴ってセカンドディスプレイは7度開くようになった。本体のキーボード部は4.5度の傾斜が付き、タイピングと冷却の効率がUP、音もよくなったという。

キーボードは日本語配列で狭いキーはない

セカンドディスプレイのScreenPad+もコントロールセンターが一新され、MyASUSへのリンクや、タッチパッドモード、ランチャーが利用可能となった。コントロールパネルでは、画面上のボタンやダイヤル、スライダーを使って、アドビのPhotoshopやLight Roomの操作を補助することができる。

インターフェイスはThunderbolt4のタイプC×2に、USB3.2のタイプA×1、HDMI、オーディオジャック、マイクロSDカードスロットを持つ。

このサイズなら、タイプAがもうひとつほしいところだ

サイズは幅324mm×奥行き222mm×高さ16.9~17.3mmで重量さは1.6キロある。

インテルHプロセッサーに最新のRTX300シリーズ搭載の15型

ZenBook Pro Duo 15 OLEDはRTXを内蔵する

ZenBook Pro Duo 15 OLED (UX582)は1モデルで、CPUにi7-10870H、GPUにNVIDIA GeForce RTX 3070 (+VRAM8GB)を搭載。メインメモリは32GB、SSDは1TBを内蔵する。

ディスプレイはメインが15.6インチのOLEDでUDD(3840×2160ドット)、セカンドは14.1インチのTFTで3840×1100ドットである。

インターフェイスは14型と異なり、Thunderboltは3で、タイプC×2に、USB3.2のタイプA×1、HDMI、オーディオジャックはあるが、マイクロSDカードスロットはない。

15型にはマイクロSDカードスロットはない

キーボードの右側にあるタッチパッドは、15ではテンキーが表示されるNumberPadを搭載する。

サイズは幅359mm×奥行き251mm×高さ21.5mm、重量は約2.4キロとなっている。