auからpovoへの乗り換え、簡単すぎて驚いた

3月23日から、KDDIの新料金体系「povo」の提供が開始されました。

筆者宅は家族全員auでiPhoneという状況なのですが、以前はほとんど家にこもりっきりだったので、auのピタットプランで毎月1GBも使わないという日々が続いていました。しかし昨今はあえて外で仕事するようにしているため、筆者だけモバイル回線の利用率が高まっています。

従来のピタットプランは1GBごとに階段式に料金が上がるスタイルでしたが、5GBを超えると20GBまでは定額になるというヤケクソみたいなプランでした。それならいっそのこと5GBを超えてしまった方がマシではあるんですが、20GBで月額2480円ならそちらの方がお得です。

おそらく開始直後はサイトも混雑すると思い、23日の夜10時半ごろにトライしてみましたが、非常にスムーズに終わりました。ここではauからpovoへの乗り換え手順をご覧いただきます。

まずpovo公式サイトの「ご利用手続きはこちら」をクリックすると、新規契約、他社およびUQ mobileからの乗り換え、auからの乗り換えの3択が出てきます。注意点としては、auからの乗り換え以外は、手続き完了に数日かかる場合があるようです。一方auからの乗り換えでは、夜間に申し込みした場合は翌朝から利用開始というだけで、すぐに変更できるようです。

今回はauからの乗り換えなので、一番右をクリック。するとこれからの手続きフローの説明画面になります。サイトの説明によれば、au IDでログインすると、契約情報がpovoに引き継がれると書いてあります。ログイン前は情報を引き継いでないなら、povoの契約前にpovoのサイトにau IDでログインできる事自体変な気がしますが、ログイン認証はau側で行い、認証された時点でpovoに契約情報が引き渡される、という立て付けになっているようです。

またサイトの注意書きにもありますが、iPhone7Plus以前からiPhone SE第一世代までの端末では、4月から受付開始だそうです。旧端末で利用を考えていらっしゃる方は、今しばらくお待ちください。

先へ進みますと、さらに注意書きが表示されます。上記旧端末ではau ICカード、要するにSIMカードの交換が必要になるようですね。ということは、iPhone 7 Plusより新しいモデルではSIMの交換などは不要ということでもあります。

また事前に変更・廃止等が必要なサービスにご加入の方は、一旦この画面で引き返し、該当のお手続きしましょう。画面右下には「チャットで質問」のタブも見えますので、細かい相談はチャットでできるようです。

認証されると、ようやくpovoの申し込み画面へたどり着けます。povoといえばトッピング方式が話題ですが、ここでは通話に関するトッピングのみ選択できます。データ使い放題系のトッピングは、専用アプリで申し込めば即日利用可能になるだけですので、ここでは選択できません。

先へ進むと、申し込みにあたっての確認事項が表示されます。それぞれ中身はPDFになっており、一番上は利用規約を噛み砕いた説明なので、15ページもある大作です。2番目と3番目は通信時の免責事項なので、3行で終わります。それPDFにする必要ある? というレベルの短さです。

3つに同意して先へ進むと、キャリアメールなど移行によって使えなくなるサービスの注意事項があります。こちらも忘れず確認しておきましょう。

あともう少しです。先へ進むと、契約内容をどうやって確認するのかの選択画面になります。サイトか郵送かの2択です。