格安Windows機より快適、ASUSの5万円台Chromebook「Detachable CM3」レビュー:旅人目線のデジタルレポ 中山智

旅人ITライター中山です。10年ぶりにChromebookを購入しました。機種はASUSの「Chromebook Detachable CM3」。現在は数量限定の発売記念キャンペーン(数量限定)ということで、価格が通常5万800円のところ3万5800円とかなりオトクなのが購入したいちばんの理由です。ただそれだけではなく、GIGAスクール構想では4割以上のシェアになるなど、Chromebookがかなり普及してきているということもあり、最近のChromebookがどんな感じか、実際に購入してチェックしておきたいと思ったからです。

▲10年の進化がしっかり伝わってきたASUSの「Chromebook Detachable CM3」

「Chromebook Detachable CM3」は10.5インチ(1920×1200ドット)の液晶パネルを搭載。いわゆるタブレットタイプですが背面カバーとキーボード一体型の前面カバーが付属するモデル名のとおりデタッチャブルの2in1モデルです。

プロセッサーはMediaTekのMT8183を搭載し、メモリーは4GB、ストレージは128GBとなっています。スペック自体はハイエンドではありませんが、動作自体はもっさりとはしておらず、テキストの入力や画面の表示がもたつくようなことはなく、タッチ操作でも指の追従性が高いので、ストレスなく使えます。ウェブサイトなどを高速でスクロールする際には、描画せずに画面が流れるなど、非力ながならも効率よく処理しているようです。

ディスプレーはサイズの割に解像度は高いので、ドット感はあまりない。ただし表面仕様はグレアなので、やや映り込みなどが気になる。指紋も付きやすいので、非光沢のフィルムを貼って使いたい感じです。