AI音声処理技術で騒音下でも音を明瞭に聴けるフィリップスのAI補聴器「ヒアリンク」

世界的な聴覚ヘルスケア企業・デマントの日本法人であるデマント・ジャパンは、 フィリップス補聴器初のAI音声処理技術を搭載したフィリップス ヒアリンク補聴器の新モデル「フィリップス ヒアリンク 9030/7030/5030 充電式補聴器」を発売した。価格はオープン。

デマントは、ロイヤル フィリップス社と商標ライセンス契約のもと独自開発したフィリップスブランドの補聴器を、昨年1月より日本市場で販売している。

この度発売した新製品は、学習済みの人工知能「AIサウンドテクノロジー」を採用したことによって、日常生活において効果的にリアルな聞こえを届け、多くの音が同時に存在する場面でも柔軟に対処できる高性能補聴器。

適合範囲は軽度~高度・重度難聴(105 dBHまで)で、スタイルは耳かけ型充電式補聴器「ミニRITE T R」となる。

また、デュアルコア2.4 GHz Bluetooth 低エネルギー(LE)搭載により、iPhoneやASHA対応のAndroidスマートフォンと補聴器をワイヤレス通信で接続して、電話通話、ビデオチャット、音楽などを高品質なストリーミングで楽しめる。テレビの音声を直接補聴器で聴いたり、さまざまなスマート端末と接続することが可能だ。

本機は充電式で、充電時間は3時間でフル充電できる高速充電を実現し、一日を通して補聴器を使用することができる。

カラーはベージュ、グレー、ブラックなど計6色を展開。