iOS13.6でiPhoneのバッテリー持ちに変化は?各世代のiPhoneで比較

7月16日に公開されたiOS13.6のバッテリー消費テストの動画を、YouTubeチャンネルiAppleBytesが公開しました。

7モデルのiPhoneでバッテリーテスト

iOS13.6のバッテリーテストには、リリースされたばかりのiOS13.6の正式版とほぼ同内容であるGM(ゴールデンマスター)版をインストールから数日が経過したiPhoneを使っています。

テストに使うiPhoneは、左からiPhone SE(第1世代)、iPhone6s、iPhone7、iPhone8、iPhone XR、iPhone SE(第2世代)、iPhone 11の7台です。

バッテリーの状態は、最大容量の98%〜100%で、ほぼ新品時の性能を維持しています。

画面の明るさを25%に統一したうえで、ベンチマークアプリ「Geekbench 4」を使って、バッテリー性能を測定します。

テストの結果、各モデルのバッテリー残量がゼロになるまでの時間は以下のとおりでした。

バッテリー持ち、iOS13.6で若干短くなる傾向

「Geekbench 4」によるバッテリースコアをまとめたのが以下の棒グラフで、各モデルごとに、iOS13.3.1、iOS13.4、iOS13.4.1、iOS13.5、iOS13.5.1、iOS13.6のスコアが示されています。

テストの結果、iOS13.6はiOS13.5.1と比較すると、各モデルで小幅ながらバッテリースコアが低くなる傾向がみられました。

iPhone XRとiPhone SE(第2世代)は、他のモデルと比べてスコアの落ち込み幅がやや大きくなっています。

なお、iPhoneはOSのアップデート後、自動でバックグラウンドでデータの最適化作業を行うため、約1週間はバッテリーの減りが早くなると言われます。

なお、iOS13.6では各種脆弱性が修正されており、 JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)がアップデートを呼びかけています。

iAppleBytesによるバッテリーテストの動画は、こちらでご覧ください。