ファーウェイ独自ストアAppGalleryで「LINE」が配信開始

ファーウェイ製スマートフォンのうち、Googleサービス非搭載のモデルでも「LINEアプリ」が利用できるようになりました。

米国政府の制裁により、ファーウェイの日本向け新製品では「HUAWEI Mate 30 Pro 5G」が、Google PlayストアなどのGoogleサービスを非搭載のまま発売されています。

同社のGoogleサービス非搭載端末では、Google PlayストアなどのGoogle Mobile Service(GMS)の代わりに、ファーウェイ独自のアプリストア「AppGallery」を含む「HUAWEI Mobile Service」(HMS)を搭載しています。

従来のAndroidアプリをHMS端末で動作させるには、単にapkを直でインストールするだけでは正常に動作しない場合があり、アプリ開発者側でHMSに対応させたバージョンをファーウェイ独自アプリストアの「App Gallery」で配信する必要があります。

ファーウェイはこの「AppGallery」について、中国を中心にグローバルで月間4億人の利用者を抱えているとアピール。ファーウェイの呉波氏はITmediaとのインタビューで「日本のキラーアプリの対応について急いで取り組んでいる」と述べていました。

なお、HUAWEIは今年3月にグローバルで投入したP40シリーズを日本でも投入予定。米国による制裁が緩和されなければGoogle Play非対応での発売となる可能性もあり、LINEに続く日本のキラーアプリの対応を期待したいところです。