Nintendo Switch、ダウンロードソフトをSDカードへ移動可能に

任天堂は4月14日、ゲーム機「Nintendo Switch」のシステムバージョン10.0.0を配信開始した。本体を更新すると、新たに本体/SDカード間のデータ移動や、コントローラーごとのスティック・ボタン割り当て変更が可能になる。

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バージョン10.0.0の主な更新内容

「ゲームニュース」にブックマーク機能を追加
「設定」の「データ管理」に「本体/SDカード間のデータ移動」を追加
「設定」の「コントローラーとセンサー」に「ボタンの割り当てを変える」を追加
「ユーザー設定」に「プレイ記録の設定」を追加
ユーザーアイコンに『あつまれ どうぶつの森』より6種類を追加
いくつかの問題の修正と動作の安定性、利便性を向上

「ゲームニュース」に追加されたブックマーク機能では、最大300件のゲームニュースをブックマークに登録できる。ニュースの閲覧にはインターネット環境が必要。なお、配信終了したニュースは、ブックマークしていても見られなくなる。

ダウンロードソフトや更新データ、追加コンテンツを、本体の内蔵ストレージとSDカードの間で移動できる機能も追加されている。これにより、本体のストレージ容量が少なくなったときにゲームソフトをいったん削除し、SDカードに再度ダウンロードする手間が省けるようになった。ただし、ゲームソフトのセーブデータは、必ず本体保存メモリーに保存され、microSDカードへの移動・保存はできない。詳細はサポートページを参照のこと。

登録されているコントローラーごとに、スティックやボタンの機能割り当てを変えることも可能になった。「設定」の「コントローラーとセンサー」に「ボタンの割り当てを変える」という項目が加わり、使いやすいようにボタン配置を入れ替えられる。対応コントローラーは「Joy-Con (L)/(R)」「Nintendo Switch Proコントローラー」「Nintendo Switch Lite」。設定情報はSwitch本体に保存され、変更後の設定を「お気に入り」として保存しておける。「お気に入り」の登録数はコントローラーの種類ごとに最大5つまで。

ユーザー設定には「プレイ記録の設定」を追加。これまで「フレンド機能」の設定内にあった「プレイ記録の公開」と「プレイ記録の消去」の2つを移動させた。ほかにも、ユーザーアイコンとして新たに「あつまれ どうぶつの森」から6種類が追加されている。