iPhoneがデル製PCと連携、Mobile Connectアプリが最新版へ

デルは、スマートフォン内のデータを手軽に同社製PCと連携できるソフトウェアの最新版「Dell Mobile Connect 3.0」を正式発表した。2020年5月以降に出荷される同社のWindows 10搭載デバイスでは、Dell Mobile Connect 3.0が標準インストールされる予定。

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iOSやAndroid搭載スマートフォンと連携してデータの送受信などが行える「Dell Mobile Connect」アプリが、最新バージョン「Dell Mobile Connect 3.0」にアップデートされた。

2019年以降発売のデル製コンシューマ向けPC全般に搭載されている同機能は、専用アプリでスマートフォンとPCをBluetooth / Wi-Fi Directで相互接続し、ドラッグ&ドロップ操作でスマホからPCへファイル転送したり、スマートフォンで受けたSMSメッセージをPCに表示 / 返信できたり、スマートフォンの画面をミラーリング表示して操作したりできる。

従来、データの送受信はAndroidスマートフォンのみの機能だったが、今回提供された最新バージョンでは、iOS(iOS 11以降)でのファイル(写真、動画)送受信機能、iOS(iOS 11以降)でのミラーリング機能が追加された。また、Android 端末(Android 6以降)でのMMS機能も用意されている。

Dell Mobile Connect 3.0アプリは、3月25日からMicrosoft Store(Windows 10搭載PC向け・2018年1月以降に発売したデル製PCに対応)、Google Play StoreおよびApp Storeで提供開始済み。既存のユーザーはアプリを更新することで最新版を利用できる。