iPhone 12(仮)はノッチが縮小?ホーム画面にウィジェット追加の可能性

これまでは部品写真の流出などが確認されていない、次期フラグシップiPhone 12(仮)シリーズ。その公式イメージと思しき画像がTwitter上に公開され、前面のノッチ(切り欠き)が小さくなる可能性などの憶測を呼んでいます。

TwitterユーザーのFudge(@choco_bit)氏が共有した画像は、次期システムソフトウェアiOS 14(仮)らしきホーム画面を表示したスマートフォンの前面と背面のグラフィック表現であり、アップル公式のチュートリアルまたはサポート文書からの抜粋だと示唆しています。ちなみにFudge氏は、先日もiOS 14内からiPhone 12 Proシリーズの背面画像イメージを発見したと報告していました。

さて、今回の画像で注目すべき点は2つ。1つはノッチのサイズであり、現在Face IDを搭載したiPhoneよりも約3分の1は小さいと推測されます。アップルのインサイダー情報に詳しいアナリストMing-Chi Kuo氏も「iPhone2020年モデルの少なくとも1つはノッチが小さくなり、画面占有率が高くなる」と予測し、有名リーカーBen Geskin氏も「アップルが開発中のFace ID搭載機(試作機)の一部は、ノッチの幅が狭くなっている」と述べていました。

その一方背面画像では、カメラアレイが再設計され、新iPad Proと同じくLiDARスキャナが追加されていることがうかがえます。

ほか、メインディスプレイにあるiOS 14と思しきホーム画面には、通常サイズのアイコンに混じって正方形ないし横長の長方形があり、これがAndroidでいうウィジェット(アプリのショートカットで、アイコンを見るだけで情報をチェックできるなど付加機能もある)のようにも見えます。

これとは別に、米9to5MacもiOS 14コードから「Avocado」と名付けられた新ホーム画面の手がかりを見つけ、やはりiOS/iPadOS向けにウィジェットが開発中ではないかと推測していました。

ともあれ、Fudge氏が共有した画像には出典の明記もなく、同氏も予測が当たった実績がないことから、今回のリークについても信ぴょう性は未知数です。別方向からの、さらなる情報を待ちたいところです。