Google FItがデザイン変更。運動時間の代わりに歩数を見やすく

Googleが、フィットネスアプリ「Google Fit」のデザイン変更を発表しました。機能そのものは変わりませんが、新しいデザインでは、特に歩数が見やすくなります。

Google Fitは、2018年8月に大きなリニューアルを実施しており、その際、WHO(世界保健機構)とAHA(米国心臓協会)の推奨するハートポイントを導入しました。これは、1分間に100歩を超える早歩きなどの中程度の運動なら、1分で1ポイント。ランニングやエアロビクスなどさらに激しい運動なら1分間で2ポイントとし、1週間で150ポイント以上の運動量を推奨するというもの。

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今回のアップデートでもハートポイントは継続されますが、円グラフに表示されるのが、従来のハートポイント+運動時間から、ハートポイント+歩数に変わります。運動量の目安として、時間よりも歩数を利用しているユーザーが多いとのことで、変更を決めたとのことですが、運動時間についてもアプリ上で確認はできます。

AndroidとiOSのアプリ変更に伴い、Wear OSのGoogle Fitもアップデートします。こちらも新しいデザインになり、日や週の目標までの進捗を確認できる新しいタイルが追加されるとのこと。

iOS向けにはすでにアップデートが配信されており、AndroidとWear OS向けには今週からアップデートが始まるとのことです。