iCloudには、「iCloud Drive」と呼ばれるオンラインストレージ(任意の書類を保存できるクラウド上の領域)が用意されています。Apple IDを持つすべてのユーザに割り当てられる「iCloudストレージ」と混同されがちですが、iCloudストレージは写真やメール、バックアップなどiCloudのいろいろなサービスに使われる保存容量全体のことで、iCloud Driveはそのサービスのひとつです。

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iCloud Driveでは、iCloudストレージ上の領域に書類(ファイル)を保存できます。同じApple IDでサインインしたiPhoneやiPad、MacやWindowsパソコンからアクセスし、書類を最新の状態に保つことができます。

「iCloud Drive フォルダ共有」は、そのiCoud Drive上に作成したフォルダに自分以外のユーザがアクセスできるようにする機能です。パソコンのWEBブラウザでiCloud Drive(icloud.com/iclouddrive/)にアクセスして共有したいフォルダを選択、ツールバー上にある「ユーザを追加」ボタンをクリックします。現れた「人を追加」ダイアログで「メールを送信」または「リンクをコピー」をクリック、参加依頼を送信すれば共有が開始されます。

この「iCloud Drive フォルダ共有」を利用するメリットは、共有したい書類を特定のフォルダに保存するだけで参加メンバーへ渡せるということです。ほかの人と共有したい書類があるときには、メールやSNSのメッセージへ添付することが一般的ですが、必要が生じたつど送信しなくてはなりません。フォルダ共有で

最近、幅広いジャンルのアプリがサブスクリプション(月額制)で提供されるようになっています。Apple MusicやApple Arcade、動画、本や雑誌、地図、ビジネス系アプリなど、多くの方が1つや2つは契約しているのではないでしょうか。有料ならではのリッチな機能やコンテンツが魅力です。

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しかし、もしそのアプリを使わなくなってしまっても、サブスクリプションを解除しない限り課金が続いてしまうので注意が必要です。新年度を機に、現在契約しているサブスクリプションを見直してみましょう。
○契約中のサブスクリプションを確認・解約する方法

現在契約中のサブスクリプションは、下記の手順で確認することができます。なお、Amazonプライムやdマガジンなど、App Store経由でない契約はここに表示されませんのでご注意ください(各サービスのマイページで契約内容をご確認ください)。

多くのアプリでは契約が自動継続されます。更新を停止したい場合は下記の手順でキャンセルします。更新日の前日までに手続きしましょう。

キャンセルしても、終了予定日までは引き続き利用が可能です。
○契約中のアプリをうっかり削除してしまった場合は?

サブスクリプション契約中のアプリをうっかり削除したら、解約できなくなってしまうのでしょうか? 大丈夫です。現在のiOSでは、サブスクリプション契約中のアプリを削除する際に解約を確認する画面が表示されます。