コロナの感染拡大を受けてApple Cardの支払先延ばしが4月分まで可能に

Appleとゴールドマンサックスグループは、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、Apple Card(日本未展開)利用者の3月分の支払いを無利子で延長すると3月半ばに発表していましたが、どうやら4月分の支払いついても同様の措置が取られるようです。

ブルームバーグによると、4月分の支払いについても無利息で先送りにできると、Apple Cardユーザーにメールで通達があったといいます。支払いを先送りにするには、Customer Assistance Programに登録する必要があります。登録はサポートに電話するほか、アプリからサポートにコンタクトを取るなどして行えます。

3月の段階では4月も同様の先送り措置を行うかは明らかにしていませんでしたが、経済状況がさらに悪化していることを受け、先延ばし措置を継続することになりました。ただ、アメリカでは新型コロナウイルスの感染者が今後さらに増加すると見られており、もしかすると5月分についても何らかの措置が取られるかもしれません。

アメリカでは、Apple Card以外にもCapital OneやBank of Americaなどのクレジットカード業者が、支払期限の延長や貸出金額の引き上げといった対策を行っています。

また、日本ではNTTドコモなどの携帯電話会社が、利用料金の支払い期限の延長を受け付けているほか、電気や水道などの公共料金の支払い延長も政府主導で進められています。コロナウイルスの影響で収入に影響を受けたという人は、こうした支援策をうまく活用して、困難を乗り切りたいところです。