2分でタイヤごと折りたためる都市型自転車

あれ? タイヤも折りたたみ!?

古今東西、折りたたみ自転車はいろいろありますが、どれもがタイヤが小さい小径車なので、いざ乗って走ると遅いんですよね。ですが、イギリスの発明家が700C(27インチ)という普通のクロスバイクを、フレームどころかタイヤまで折りたためるようにしてしまいました。

それが「Tuck Bike」という折りたたみ自転車。タイヤはカーボン・ファイバー製スポーク・ホイールとエアレス・フォームで作られており、ひとつの車輪を3つにバラすことができるのです。

小さな補助輪がついているので、コンパクトにたたんだ後はコロコロと引っ張ることができます。designboomいわく、その重量は14kgとのこと。そして開発者のアレックス・アニマショーン氏はこのタイヤの考案に3年を費やし、現在は特許出願中なのだそうです。

自転車のホイールは大きいほど楽に速く走れますが、折りたたみ式にするのは困難です。ですが「Tuck Bike」は、タイヤと一体型のホイールを分割できるようにすることで、大きなホイールと折りたたみを両立させたというところが革新的ですよね。

なお、「Tuck Bike」は9月にKICKSTARTERに登場予定。いったいお値段はどれくらいなのか、気になる方はしばしお待ちを。