姿勢や視線の動き検知 体の動きで奏でる“AI楽器”

AI(人工知能)が体の動きを検知して音を奏でる楽器が開発されました。障害を持つ人や子どもでも演奏ができます。

NECが開発したバイオリンはAIが関節の動きを検知してポーズを読み取り、音程が変えられます。トランペットは眉毛や黒目の動きからAIが視線を推定して音に変換します。これらの楽器を使えば障害のある人や子どもでも簡単な動作で演奏ができるということです。NECは高度な顔認証や体の動きを推定する技術の研究を進めていて、将来的には混雑した場所で転倒した人の発見やけがをした人のリハビリなどに応用したいとしています。