iPhone SE2(仮)、量産開始?5G対応iPad ProはA14X(仮)搭載で年末登場か

アップルが準備中と噂される廉価モデルのiPhone SE2(ないしiPhone 9。いずれも仮称)。新型コロナウイルス感染症の影響により3月末の発表イベントは見送られ、発売も延期と噂されていました。

が、そうした困難を乗り越え、ようやく大量生産が開始されたとの観測が伝えられています。今回の噂話を発信しているのは、テック系の人気YouTuberであるJon Prosser氏です。同氏は先週の日曜に「今週、アップルの新製品が発表される」とツイートし、その直後に新MacBook AirおよびiPad Proが実際に発表されています。

さてProsser氏は「iPhone 9は大量生産に入ったばかりだ」とツイート。その下にあるトイレットペーパーの数はリークの信頼性を表しており、5つのロールであれば(Prosser氏的には)100%を意味しています。

iPhone 9 has just entered mass production.

?????
— Jon Prosser (@jon_prosser)
March 18, 2020
from Twitter

それに加えて、アップルが中国メーカーのBYDと協力して生産を加速しているともつぶやいています。BYDは今年Quanta Computerに代わり、iPod touchの生産を一社で引き受けるとも噂されたサプライヤーです。

さらに同氏は先日iOS 14(仮)内から手がかりが発見された大型版のiPhone 9 Plusについても「本物だ」と述べています。それに加えて、iPhone 9と同時にリリースされるとも予測しています。

Yep! It's real. It'll drop along side the 9.
— Jon Prosser (@jon_prosser)
March 19, 2020
from Twitter

かたや芳しくないニュースとしては、今年秋に登場と見られる5G対応のフラッグシップiPhone 12(仮)シリーズについて尋ねられたProsser氏は「大幅に遅延している」とリプライしたことです。そして11月まではリリースされない可能性があるとも言い添えています。

その後Prosser氏は、5G対応版iPad Proが今年後半に向けて準備中であり、A14X(仮)チップを搭載するともツイートしています。とはいえ(発表されたばかりの新iPad Proとは)それ以外は何も変わらないと述べるとともに、すでに発売された新iPad Proが欲しければすぐに買うべきであり、遅れるかもしれない製品を待つなともアドバイス(?)しています。

New 5G iPad Pro coming towards the end of this year (barring any further delays).

A14X chip. Same everything else.

?????
— Jon Prosser (@jon_prosser)
March 19, 2020
from Twitter

「5G対応iPad ProがA14(仮)搭載で2020年後半発売」との噂は、先日も台湾業界情報誌DigiTimesが報じたばかりです。A14XといえばiPhone 12にも搭載と見られるA14(仮)と同世代であり、新iPad ProのA12Z Bionicよりも2世代も新しいと推測されます。

「待つな」と言われても、買い換えを迷っている前モデルのiPad Pro(2018)ユーザーは、とりあえず様子見するかもしれません。