Lenovo、dGPU非内蔵の15.6型ゲーミングノート「Legion Y740s」

Lenovoは、ゲーミング向けの薄型高性能ノート「Legion Y740s(15)」を発表した。

ゲーミング向けのLegionブランドを冠しており、CPUに未発表の第10世代Core i9を採用するが、ディスクリートGPUを内蔵しておらず、Thunderbolt 3経由で外付けで使うことが前提のゲーミングノート。このため重量は1.7kg、厚さは14.9mmに抑えており、持ち運びにも好適としている。

Legionノート史上初のベイパーチャンバー冷却技術を採用するほか、57枚の液晶ポリマーブレードによって構成されたクアッドファンシステムを採用し、静音性を高めたとしている。

メモリは16GBまたは32GB、ストレージは256GB/512GB/1TB SSD、液晶は3,840×2,160ドット表示対応15.6型IPS液晶(Adobe RGB 100%)または1,920×1,080ドット表示対応15.6型IPS液晶(NTSC 72%)、OSはWindows 10 Proを搭載する。

インターフェイスはUSB 3.1×2、Thunderbolt 3、SDカードスロット、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0、音声入出力などを備える。

本体サイズは356×251.8×14.9mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1.9kg。

本機に対応したThunderbolt 3対応のGPUボックスとして「Legion BoostStation」も同時発表している。標準でGeForce RTX 2060(6GB)またはRadeon RX 5700 XTを搭載し、最大でGeForce RTX 2080 SUPER(8GB)まで対応可能。

1基の3.5/2.5インチHDD/SSDを内蔵でき、外付けストレージとして使えるほか、USB 3.0×2、USB 2.0、HDMI出力、Gigabit Ethernet、音声入力なども備えており、ドッキングステーションとして利用可能。

本体サイズは172×365×212mm(同)、重量は8.5kg。