Chromebook「Krane」もLenovoのタブレットデバイスである可能性が浮上

LenovoがChromebookでもタブレットデバイスをリリースするかもしれないという話は、これまでに「Kodama」と呼ばれるモデルがその可能性が高いということをお伝えしています。

今回、さらにChromebook「Krane」と名付けられたデバイスも、同じくLenovoのChromebookタブレットである可能性が浮上してきました。

このChromebook「Krane」については、MediaTekを採用したタブレットデバイスである可能性などを含め、すでに何度かお伝えしていますので、ご記憶にある方もいらっしゃると思います。

新しい情報に行く前に、以前「Krane」にはイヤホンジャックを廃止する可能性がある ということが、コミット上からわかっていました。

もしイヤホンジャックを廃止するとなれば、Chromebook(タブレット)としては初の試みとなります。

そして新しい情報によれば、このイヤホンジャックを廃止した問題を回避するため、スマホなどと同じようにUSB-C to 3.5mmアダプタを利用することがわかりました。

これによって、有線でイヤホンを利用できない問題を解決したいという狙いのようです。

そして、上記画像を見て頂ければわかるとおり、このアダプタに”Lenovo”とわざわざ書かれているんですよね。

これまでの傾向から、おそらく書いてあるとおりになると思いますので、この「Krane」はLenovoのデバイスであるという可能性は高いと見て良さそうです。

さらに「Krane」では、「HP Chromebook x2」や「Pixel Slate」、今後「Kodama」にも採用されるであろうPOGOピンによるキーボードとの接続は削除されたということがわかっています。

なぜ、POGOピンを削除するのかについてはわかっていませんが、これが本当なら「Krane」はタブレットオンリーなデバイスとして、立ち位置を確保するということになります。

これまでに出ているモデルで言えば、国内でもある「Acer Tab10」や「ASUS CT100」と同じような感じですね。

しかし、過去の記事でもお伝えしたとおり、採用されるCPUはMT8183以降とみられるため、性能面で言えばOP1を採用している現状のタブレットデバイスに比べて、高性能化していることは間違いありません。

とは言っても、フタを開けてみるまではわからないのがChrome OSデバイスなんですよね、良くも悪くも。

正直、Chrome OSもタブレットオンリーで使用するとなると苦しいところがありますし、OS側もうまく改善してくれると、もっと良いデバイスになると思うんですけどね…。