アラームを止めたら天気がわかる!iOS 13で新登場のオートメーション機能が便利:iPhone Tips

朝はやることが多くて忙しいですよね。なかでも面倒なのが洋服選び。その日の天気や気温を確認し、全体のバランスを考慮しつつコーディネートを考えなくてはいけないのは大変です。

そんな悩みを軽減してくれるのが、「ショートカット」アプリの「オートメーション」。これはiOS 13で新しく搭載された機能で、「〇〇したら自動で△△する」といったように、自分の行動を条件としてさまざまショートカットを起動させることができます。

さらに、この条件とアクションは自由に組み合わせることが可能です。たとえば「自宅を出発したらリマインダーリストを表示させる」や、「Bluetoothイヤフォンに接続したらプレイリストを再生させる」など、自分好みのレシピを作成できますが、今回はアラームを止めたときに天気予報を表示させるオートメーションの作成方法をご紹介します。起床と同時にその日の気温を確認できるので、洋服選びの手助けになりますよ。

アラームを止めたときに天気予報を表示させる

はじめに「ショートカット」アプリを開き、画面下部の「オートメーション」を選びましょう。次に、「個人用オートメーションを作成」をタップ。

「イベント」欄にある「アラーム」をタップし、次の画面で「停止された」を選択。「アラーム」欄では「任意」を選びましょう。これで、「アラームが停止されたとき△△する」という条件ができました。次は後半の「△△する」の内容を決めましょう。

「日時」を決定できたら、画面右上の「次へ」をタップ。「アクション」画面で、「アクションを追加」を選びます。

今回は、アラームを止めたときに天気予報を表示させたいので、「App」をタップします。次の画面で「天気」アプリを選択しましょう。

続いて、「〇〇の天気を表示」選びます。ここでは、世田谷区に住んでいるという想定で「世田谷区の天気を表示」をチョイス。「アクション」画面にアクションが追加されました。画面右上の「次へ」をタップしましょう。

次の画面で、「実行の前に尋ねる」をオフにします。「実行の前に尋ねないようにしますか?」と聞かれるので、「尋ねない」を選択しましょう。これによって、オートメーションが作動したときにアクションを実行するか聞かれないようになりました。

画面右上の「完了」をタップすれば、設定完了です。これで、アラームを止めたときに天気が表示されるオートメーションができました。

実際に使ってみる

それでは、実際にこのオートメーションを使ってみましょう。普段どおりにアラームを設定し、あとは寝るだけ。 6時になり、アラームが鳴りました。停止をタップしてパスコード入力すると、自動で「天気アプリ」に切り替わります。寝起きの状態で、ワンタップするだけでアプリに切り替えられるのは便利ですね。

ちなみに、複数個のアラームを設定している場合は、それぞれ停止させるごとに「天気」アプリに切り替わります。

今回紹介したもの以外にも、「自宅に帰ったらWi-Fiをオンにする」や、「おやすみモードに切り替えたら画面の明るさを50%にする」など、便利なレシピがたくさんあります。自分のライフスタイルに合わせたオートメーションを作成してみてください。