MacBook Proに突如シャットダウンするバグ、Apple公式の対処方法がコレ

2019年に登場したMacBook Proの13インチモデルには、端末がシャットダウンし続けるというバグが確認されています。Appleはこのバグの存在を認めており、対処方法を公開しています。

2019年に登場したMacBook Pro13インチモデルで端末がシャットダウンするバグが発生していることを最初に報じたのはMacRumorsです。MacRumorsのサポートフォーラム上に投稿された報告から、複数のMacBook Pro13インチモデルユーザーが、端末が突如シャットダウンするバグを経験していることが明らかになっています。

Appleもバグの存在を認識しており、公式サイト上に「もしもあなたのMacBook Pro(2019年13インチモデル、Thunderbolt 3ポート×2)がシャットダウンし続ける場合」というサポートページを公開し、「バッテリー残量が残っているにもかかわらず、端末が突如シャットダウンしてしまう場合」の対処方法を公開しています。

Appleによると、シャットダウンバグが発生しているのは2019年に登場した13インチモデルのMacBook Proのうち、Thunderbolt 3ポートが2つあるモデル。Thunderbolt 3ポートが4つあるモデルではバグは発生しない模様。Apple公式の対処方法は以下の通りです。

1:MacBook Proのバッテリーの残量が90%未満の場合は、次のステップへ。バッテリー残量が90%以上の場合は、90%を下回るまでMacBook Proを使用してから次のステップへ。

2:MacBook Proに電源アダプターを接続。

3:開いているすべてのアプリケーションを終了。

4:ディスプレイを閉じ、MacBook Proをスリープモードに。

5:少なくとも8時間以上MacBook Proを充電。

6:その後、macOSを最新バージョンに更新。

Apple公式の対処方法では最終的にmacOSのアップデートが促されているため、「シャットダウンバグの原因はソフトウェアの可能性がある」と海外テクノロジーメディアのThe Vergeは指摘しています。なお、Apple公式の対処方法を取ってもバグが修正されない場合は、Apple公式のサポートに連絡するか、Apple Storeに端末を持ち込むことが推奨されています。