うわさの16インチ「MacBook Pro」、Touch IDがTouch Barから分離との情報

Appleが新たに16インチ版「MacBook Pro」を投入するとのうわさが以前から流れているが、9to5Macが米国時間10月30日に伝えたところによると、同製品に搭載される新型キーボードでは「Touch ID」キーが「Touch Bar」から独立し、またEscキーも物理的なキーに戻される可能性があるという。

Appleは5月、MacBook Proのマイナーアップデートを発表していた。新モデルには、より高速なIntelの第8世代と第9世代の「Core」プロセッサ(8コア版を含む)が搭載されている。キーボードも改良された。しかしその直後に、Appleが別のバージョンのMacBook Proに取り組んでいるとするうわさが流れ始めた。

30日の記事によると、新しい画像は「macOS Catalina 10.15.1」のリリースビルドに含まれていたという。

Appleはコメントの依頼にすぐには応じなかった。

8月には、AppleがMacBook Proの新モデルの生産を9月に開始する見込みで、15.4インチMacBook Proは11月に生産終了になる可能性があるとも報じられていた。Forbesは当時、16インチ型MacBook Proには、Intelの「Coffee Lake H Refresh」プロセッサが搭載されると伝えていた。

新型MacBook Proについてはその他に、2019年にはキーボードが刷新され、バタフライ式キーボードに代わってシザー式キーボードが搭載されるなどのうわさが流れている。

Appleは、2015年に同社のコンピューター製品を刷新し、ノートPCをそれまでよりも薄く軽量にすることを目指して、バタフライスイッチキーボードを搭載し始めたが、ユーザーからは、押したキーがスムーズに跳ね返ってこない、文字が勝手に反復入力される、文字が表示されないなどの苦情が寄せられていた。