キーの深度を感知するRazer製左手キーボード「TARTARUS PRO」が近日発売

アクチュエーションポイントの調節が可能なRazerの左手用ゲーミングキーボード「Tartarus Pro」が、31日(木)に発売予定だ。1つのキーに2つの機能を割り当て、押し込む深さで機能を使い分けることもできる。

販売価格は税抜き14,363円(税込15,799円)前後で、カラーはブラックとホワイトの2種類。

アクチュエーションポイントの調節ができる左手用ゲーミングキーボード

Tartarus Proは左手で操作するUSB接続の小型キーボード。2017年12月に登場した「Tartarus V2」に続くモデルで、「メカ・メンブレン機構」に代わり「アナログオプティカルスイッチ」採用されている。

アナログオプティカルスイッチではアクチュエーションポイントの調節が可能で、同社製デバイス用の統合設定ソフト「Synapse」でポイントを21段階(1.5~3.6mmの範囲)に変更できる。また、アクチュエーションポイントは「プライマリ」「セカンダリ」の2段階に設定でき、これにより1つのキーに2つの機能を割り当てることを可能にしている。これを利用すれば、例えばキーを“半押し”するとゲーム内のプレイヤーが歩き(ゆっくりと移動する)、“全押し”するとプレイヤーが走る(速く移動する)、というように、1つのキーで2種類の動作を行なうことができる。

キーのレイアウト(表面に「01」~「19」キー、親指の位置に「20」キー)や、8方向に動く「サムパッド」とホイールを備える点はTartarus V2と同様。文字数制限が無いというマクロ機能や、1,680万色対応のバックライト機能「Chroma」なども従来通り搭載する。