格安なのに4眼カメラ。OPPOがコスパスマホ「A5 2020」投入

OPPOは、超広角撮影が可能な4眼カメラや5000mAhの大容量バッテリーを搭載したSIMフリースマホ「OPPO A5 2020」を11月上旬以降に発売します。発売に先立ち、10月25日から順次予約を受け付けます。取り扱うのはUQやIIJなどの格安通信(MVNO)各社や、家電量販店、AmazonなどのECサイトです。

背面カメラは約1200万画素(119度の超広角)+約800万画素(超広角)+約200万画素(ポートレート)+約200万画素(モノクロ)で構成されます。一方、1600万画素のインカメラはAIビューティー機能に対応します。

また、ウルトラナイトモード2.0を搭載しており、AIが人物と背景を認識して、暗い場所でも自然な色合いで人物を撮影できるといいます。ビデオ撮影においても、EIS(電子式手振れ補正)とAI技術に加え、内蔵のジャイロスコープを組み合わせることで、手振れを抑えられるといいます。

5000mAhの大容量バッテリーを搭載している点も売りの1つです。OTGケーブルを使うことで、他の端末へ電力を供給できる、いわゆるへリバース充電も可能です。

ディスプレイは約6.5インチと大画面ですが、解像度は1600 x 720ドットと、他の一般的なスマホと比べると粗いです。また、OPPOスマホでお馴染みの水滴型ノッチを採用し、インカメラを使った顔認証に対応します。背面には指紋センサーを搭載します。この他にも、FMラジオや防水防塵に対応します。

カラーはグラデーションのあるブルーとグリーンの2色です。

価格についてはUQ広報によると非公表とのことですが、既に発表されている「OPPO Reno A」に比べると、基本機能や性能を抑えられていることから、かなり手頃な価格になると予想できます。