Galaxy Note 10のSペンに内蔵されているリチウムイオン電池がすっごく小さいの! #CEATEC2019

祝、ノーベル化学賞受賞!

今年のノーベル化学賞を受賞した旭化成の吉野彰名誉フェロー。吉野さんは、リチウムイオン電池の原型を作った人物です。リチウムイオン電池は、今や当たり前のように使われています。電気自動車もそうですし、スマホのなかにもゲーム機にも、ヘッドホンにもデジカメにもリチウムイオン。僕らはリチウムイオン電池に囲まれて生きていると言っても過言ではありません。

コンデンサや蓄電ソリューションなどの開発をしているニチコンのブースにもリチウムイオン電池がありました。しかし、僕らが想像しているリチウムイオン電池とは違う! なんか小さくね?

「φ3×7Lmm」というサイズのものは、Galaxy Note 10に付属するSペンに内蔵されています。容量は0.35mAh。2万5000サイクルの充放電に耐えられるということで、通常使用なら3〜5年はもつ感じですね。

こういったスタイラスペン側に超小型リチウムイオン電池が内蔵されたことで、画面をタッチしなくてもクリックやスワイプなどのタッチ操作ができるようになったとのこと。

ニチコンでは、このような小型リチウムイオン電池を多数開発しています。もしかしたら、僕たちが使っているガジェットの中にも入ってるかもしれませんね。