ソニー Xperia 8インプレッション:人気スマホの予感

これひょっとして売れるやつでは?

ソニーの新型ミドルシップスマートフォン「Xperia 8」。すでにワイモバイルでの取り扱いが発表されていますが、本日auの冬モデルとしても取り扱われることが発表されました(この調子だとドコモやソフトバンクもありそう)。auの端末説明会で触れることができたので、第一印象をお届けしますね。

昔のXperiaのいいところが残っている

Xperia 8を触って最初に感じたのが、「なんだか前のXperiaぽいな」という印象。

これ悪い意味じゃなくって、Xperia 1で省略されたイヤホンジャックが復活していたり、サイドの指紋センサーが電源ボタンと1体化していたり、そういうXperia XZ1あたりまで続いていたディテールがこのXperia 8にはまるっと残っているんですね。

Xperia 8のスペックを見てみると、海外で発売されているXperia 10がほぼほぼ近いんですけど、10で「イマイチだなー」と感じていたところがすべて改善されています。

・防水なし→IP58の防水

・FeliCaなし→FeliCa搭載

・メモリ3GB→メモリ4GB

中でもメモリの増量は決定的で、いまのAndroidってメモリ3GBと4GBで快適さがかなり違うんですよね。物足りないのは、SoCがちょい非力なSnapdragon 630ってくらい。それもヘビーなゲームをしないなら、気にはならないでしょう。

バッテリー2760mAhも今の平均からするとちょっと弱いですが、このスペックならそこまで電力消費が厳しくはないのかも。

ちなみにワンセグ/フルセグは搭載されていません。

エッジなXperia 5かポピュラーなXperia 8か

説明会にはXperia 5が展示されていたので比べてみましたが、Xperia 5はXperia 1と同じハイエンドなオーラをまとっています。一方、Xperia 5に感じるのはどちらかといえば親しみやすさ。

価格も5万円ほどとお手頃。いまのキャリアの販売プランを考えると人気機種になれる資格は十分にありそうです。