Surface Laptop次モデルに搭載されるのはAMDプロセッサ?

Intel…はいってない!

ドイツのテック系メディア、ネタ元のWinfutureの報道によれば、Surface Laptop次モデルにはIntelのプロセッサに代わってAMDのものが搭載されるといいます。今までSurface端末にはIntelが採用されてきただけに、これはAMD大躍進です。

長年MicrosoftをウォッチしてきたジャーナリストBrad Sams氏は、昨年出版した本『Beneath a Surface』の中で、「Surface Laptopの部品はAMDに移行していくだろう」と語っていました。Winfutureの報道はこれを後押し、AMDプロセッサは15インチのSurface Laptopに採用されるとしています。さらに、リーク情報で知られるTwitterアカウント@TUM_APISAKは、AMDプロセッサだけでなく種類まで予想。いわく、「Ryzen 5 3550U」「Ryzen 7 3750U」が濃厚という見方を示しています。

ちなみに、Ryzen 5 3550UもRyzen 7 3750Uも、AMDから公式発表はまだ。一部報道によれば、Vega 9グラフィックが搭載でIntelのIce Lake CPUといい勝負だといいます。

SurfaceがAMDプロセッサを採用すれば、テック業界にとって大きな変革の意味があります。なんせ、メジャーどころの主力製品はMacBook Airしかり、ThinkPadしかり、Zenbookしかり、ぜーんぶIntelはいってる!ですから。その理由は簡単で、今までAMDの性能がIntelに及ばなかったから。その間にIntelがガッツリ業界シェアを抑えていました。ただ、ここ数年AMD大躍進で、Intelと肩を並べるべく成長をみせています。また、CESのAMD CEOのLisa Su氏の囲み取材で、米Gizmodoがラップトップ市場について尋ねたところ、Su CEOは「長い道のりですが、前進しています。かなり進んできていますよ」とコメントしていました。

Microsoftは、アメリカ現地時間10月2日にニューヨークでイベントを開催予定。ここで、Surfaceシリーズ新モデルが発表される見込みです。噂では、SurfaceがUSB-C対応するとか、デュアルスクリーンモデルが出るとか、はたまたSurface Penがついにワイヤレス充電可能になるという話がでてきています。