キヤノン、3250万画素の「EOS M6 Mark II」を9月27日に発売

キヤノンは、9月下旬の発売を予定していた、ミラーレスカメラ「EOS M6 Mark II」の発売日を決定。9月27日より発売する。ラインアップとして、ボディ単体、EF-M18-150 IS STM レンズキット、EF-M18-150 IS STM レンズEVFキット、ダブルズームキット、ダブルズームEVFキットを用意する。

「EOS M6」(2017年4月発売)の後継機種。小型・軽量ながら、本格的な撮影を実現しており、ハイアマチュアからエントリーユーザーまで幅広いニーズに対応する。

撮像素子は、同社のAPS-CサイズCMOSセンサー搭載のミラーレスカメラにおいて最高となる、有効画素数約3250万画素のCMOSセンサーを搭載。映像エンジン「DIGIC 8」を組み合わせることで、高画質を実現。感度設定では、最高ISO25600の常用ISO感度(拡張ISO:51200相当)を実現し、室内や夜景などの暗いシーンでもノイズを抑え、高画質な撮影が可能だ。

また、同社のレンズ交換式カメラで初搭載となる最高約14コマ/秒の「高速連続撮影+」と最高約30コマ/秒の「RAWバーストモード」を採用し、高速連写を実現している。

さらに、各画素が撮像と位相差AFの両方の機能を兼ねる「デュアルピクセルCMOS AF」による高速・高精度AFとの連携により、動く被写体でも快適に撮影することが可能だ。被写体の瞳を検知してフォーカスを合わせる「瞳AF」は、サーボAF/動画サーボAF時においても設定できる。

操作性では、AFとレリーズ動作を切り離して撮影することができる「AFスタートボタン」やフォーカス方式の切り換え操作を行う「フォーカスモードスイッチ」、タッチ操作で簡単に撮影設定ができるチルト式液晶モニターを搭載し、快適な操作性を実現。EVFキットに同梱の外付けEVF(電子ビューファインダー)に対応しており、ファインダー撮影も可能だ。

動画撮影では、4K30Pに対応するほか、クロップしない画角を採用。フルHD動画撮影では、120p/100pのハイフレームレート撮影に対応し、スローモーションで再生することができる。

このほか、3.0型チルト液晶を搭載。記録メディアは、SD/SDHC/SDXCメモリーカード(UHS-II、UHS-Iカード対応)を採用。無線通信は、IEEE802.11b/g/nの無線LANとBluetooth LEに対応する。

本体サイズは119.6(幅)×70.0(高さ)×49.2(奥行)mm。重量は約408g(バッテリー・カードを含む)/約361g(本体のみ)。

ボディカラーは、シルバーとブラックの2色を用意する。

市場想定価格は、ボディ単体が115,000円前後、EF-M18-150 IS STM レンズキットが157,500円前後、EF-M18-150 IS STM レンズEVFキットが172,500円前後、ダブルズームキットが152,500円前後、ダブルズームEVFキットが167,500円前後(いずれも税別)。