iPhone11には「R1」コアプロセッサ搭載、「Mシリーズ」コアプロセッサの後継か

いよいよ今晩11日2時スタートに明らかとなるiPhone11ですが、発表直前のタイミングでA13チップに「R1」コアプロセッサが搭載されることが判明しました。

どうやら位置情報を把握する為のプロセッサだそうですよ。

iOS13のβ版の記述から読み解くとR1コアプロセッサはA13チップとは独立して動く、位置情報に関する処理をするようです。

現在の「Mシリーズ」コアプロセッサはジャイロスコープや加速度計、気圧計等のデータを処理しています。

「R1」コアプロセッサはそれらを内包しBluetoothやUWB(超広帯域無線システム) 、カメラや慣性計測ユニット(IMU)も計測し、データ処理を行います。

つまり、Mシリーズコアプロセッサよりも遙かに高機能になると言って良いでしょう。

注目すべきはUWBの処理で、これを使うことで先日お伝えしたApple製の紛失防止タグを10cm未満の誤差で探し出すことができます。

今回のiPhone11はカメラ機能だけではなく、iPhone内部のプロセッサの更新があることで使い勝手が向上するのかもしれませんね。