Xperiaはツートップ体制に。「5」と「1」併売 どちらも21:9有機EL

ソニーモバイルが発表した新フラグシップスマートフォン「Xperia 5」は「Xperia 1」との併売となります。同社の担当者が明かしました。

「Xperia 5」は「Xperia 1」の小型版で、画面サイズはXperia 1の6.4インチから6.1インチに縮小。横幅も58mmに抑えるなど『ハンドフィットサイズ』を売りにします。

それでいて、21:9の有機ELディスプレイやSnapdragon 855、6GB RAMなど基本スペックは継承。画面解像度が4K1KではなくフルHD+となり、3眼カメラが積層型イメージセンサーではなくなり、960fpsの超スローモーション撮影に対応しなくなった以外は同一性能です。

「Xperia 5」の実機を触ってみると、巨大な印象があったXperia 1よりも丁度いいサイズ感で、むしろこっちが本流のフラグシップという印象。例えるならiPhone XSが「Xperia 5」で、iPhone XS Maxが「Xperia 1」という感じの兄弟関係で、併売されるのも納得といえます。

なお名称がなぜ「5」なのか、ソニーモバイルの担当者に尋ねると『シンプルな考え方。Xperia 1と10を上期に出していて、基本的にはその中の数字から適したものを選ぶ。特にそれが何番であるかという意味で、過去の大きな都市伝説は特になく、1と同様にシンボリックにできるという意味で5にした』と返答しました。