Pixel 4、通話中に保留すると音声AIが相手に自動応答する新機能のうわさ

Googleの次期スマートフォン「Pixel 4」向けのGoogleアシスタントには、通話中に保留にしたときに相手に自動応答する新機能が追加されると報じられています。

米9to5GoogleはGoogleの計画に詳しい信頼できる情報筋からの話として、これはPixelシリーズ上での日々の電話体験を改善するための最新機能だと伝えています。

本機能はとても簡単なもの。まず通話中に画面上の保留ボタンをタップすると、Googleアシスタントが保留した旨を相手に通知する。そして再びボタンを押すと、ユーザー本人が戻ってきたことを相手に知らせるしくみとされています。要はボタンを押すたびに「保留です」「保留を解除します」と声を出すのみで、保留中にAIが話をして用件を訊いてくれるわけではないようです。

この機能がどのように動作するか、正確な詳細は現時点では不明です。まだ開発の比較的早い段階であるため、発売前に一部が変更される可能性が高いとのこと。9to5Googleの情報源は、最終的にはリリースされると確信しているものの、Pixel 4の発売と同時に利用可能になっていたら「驚く」と述べているとされ、実用はしばらく先のことかもしれません。

GoogleはAIが電話の用件を訊いて定型応答する「Call Screen」を昨年10月に発表し、迷惑電話への応対や会話の文字起こし機能も提供しています。

かたやライバルのアップルも、iOS 13で迷惑電話対策が追加され、知らない番号からの着信を無音化するなどの新機能を実現すると明らかになっています。今月発表されるiPhone 11(仮)と、10月に発表と見られるPixel 4はカメラ性能だけでなく、AIを活用した通話の便利さも競い合うことになりそうです。