Apple Watchに新たに睡眠追跡機能が追加されることが明らかに

Appleが睡眠追跡アプリなどを開発するBedditを買収してから、「Apple Watchに睡眠追跡機能が追加される」とウワサされ続けてきました。Apple関連のニュースを報じる9to5Macが独自に入手した情報から、Appleは長らくウワサされてきた睡眠追跡機能の開発に取り組んでいることが明らかになっています。

9to5MacがApple内部の関係者から入手した情報によると、AppleはApple Watch向けの睡眠追跡機能の開発に取り組んでいるとのこと。この睡眠追跡機能は特別なハードウェアを必要とせず、9月10日に開催される新製品発表イベントの中で発表予定です。なお、この他にAppleはセラミック製とチタン製のモデルが追加される新型Apple Watchも発表すると予測されています。

Appleが開発中の睡眠追跡機能のコードネームは「Burrito」、内部では「Time in Bed tracking」と呼ばれています。Time in Bed tracking機能はApple Watchを装着したままベッドに入ることで使用できます。2つ以上のApple Watchを所持している場合は、片方を装着し、もう片方を装着せずに寝ることで、2つのApple Watch間でデータをやり取りすることで睡眠時間を正確に測定することができるとのこと。

Time in Bed tracking機能の問題点は、多くのユーザーが夜間にApple Watchを充電するため、Apple Watchを充電できなくなってしまうという点です。そのため、Appleはユーザーが事前にApple Watchを充電してから夜間に過ごせるようにするための機能を開発しているとのことですが、詳細は不明です。

睡眠追跡機能の登場により、Apple Watch向けの睡眠関連機能も強化される模様。例えば、Apple Watchを装着したまま寝た場合、起きた状態ではアラームが自動的にオフになり、就寝時にはアラームがApple Watchでだけ再生されるようになります。アラームについてはApple Watchを振動させるだけのサイレントアラームというオプション、ユーザーが就寝した際に自動的に端末をサイレントモードにする機能なども用意されているとのこと。

なお、Apple Watch向けの睡眠追跡機能が、2019年9月10日に開催される新製品発表イベントの中で発表される新型Apple Watchでのみ使える機能となるのかどうかは、記事作成時点では不明です。