IE11がWindows Update/WSUS経由で提供開始 ~Windows Server 2012/Windows Embedded 8向け

米Microsoftは8月29日(現地時間)、「Windows Server 2012」と「Windows Embedded 8」を利用する法人顧客に対し、“Windows Update”および“Windows Server Update Services(WSUS)”を介した「Internet Explorer 11」(KB4492872)の提供を開始したことを明らかにした。

「Windows Server 2012」および「Windows Embedded 8」に標準搭載されているWebブラウザーは「Internet Explorer 10」だが、「IE 10」のサポート期間は2020年1月14日をもって満了を迎える。そのため、同社は「Windows Server 2012」「Windows Embedded 8」にも「IE 11」を提供し、近春から移行のテストを実施していた。

「IE 11」を導入する更新プログラム(KB4492872)は月例の品質ロールアップには含まれないとのことなので、“Microsoft Update カタログ”からダウンロードして手動で適用するか、“Windows Update”や“WSUS”をスキャンして適用する必要がある。