Chromebook「akemi」はCometLake世代のCPUを採用するハイスペックモデル?新しいウワサが登場

続々と新型Chromebookをの噂が登場していますが、今回は「akemi」というコードが付けられた新しいChromebookの存在が明らかになりました。

このChromebook「akemi」は、過去に何度か登場した「hatch」と呼ばれるモデルをベースに構築されていて、Intelがまだ発表していない次世代のCPUであるComet Lakeプロセッサを搭載すると見られます。

また、「Hatch」をベースにしているものの、いくつかの変更を加えるようなコメントが書かれていることを見ると、メーカーは違うけど同じようなスペックの端末というよりも、似てるけど違う端末というように差別化を狙っているようですね。

さらに、リリースするメーカーの予想について、ChromeUnboxed はコミット上の開発者が保有しているアドレスに注目しており、うち一人がBitlandにBitlandのドメインがあることを指摘しています。

Bitlandは海外のメーカーで、主にLenovoがノートパソコンのバッテリーなどで使用しているメーカーのようです。この他にも、CTLやPoin2、Hisenseなどとも関わりがあります。

これまでにハイスペックモデルが出ていないということを考えると、CTLなどがこのChromebook「akemi」をリリースする可能性も否定できませんが、価格帯やユーザー層を考えるとそれらのメーカーが開発するとは思いにくいですし、これまでに実績のあるLenovoが新しいハイスペックモデルを開発しているという方が可能性が高いように思います。

現時点ではまだ情報が出てきたばかりで謎な部分も多いですが、少なくとも「Hatch」をベースにしたハイスペックなChromebookであるのは間違いなさそうですし、CPU供給のタイミングから考えても年末以降、来年のリリースとなるはずですので、まだまだ待つ必要がありそうです。