ソニー、折りたたみXperiaの特許出願

ソニーが折りたたみスマートフォンに関する特許を出願していたことが、海外報道により判明しました。

オランダ語テックサイトのLetsGoDigitalが初めに発見した、WIPO(世界知的所有権機関)に出願された今回の特許。特許に掲載されているイラストでは、柔軟に曲げることができる折りたたみディスプレイを搭載した端末が確認できます。

さらに、ディスプレイには圧力センサー、加速度センサー、温度センサーなど3つのセンサーを内蔵するアイディアについても触れています。これらのセンサーはディスプレイがどれくらい折りたたまれているかの検知に利用できると説明されています。

折りたたみスマートフォンは現在数多くのスマートフォンメーカーが開発を進めており、つい先日には韓国サムスンの「Galaxy Fold」の発売が9月に決定されました。また、中国ファーウェイも「Mate X」を9月に投入します。

一方で中国筋の噂ではありますが、ソニーが折りたたみスマートフォン「Xperia F(仮称)」を開発しているとの情報もあります。こちらはアスペクト比が21:9と縦長のディスプレイを搭載し、5G通信機能も備えるようです。

現時点ではどれだけ市場が大きいのかが不透明な折りたたみスマートフォンですが、ソニーを含めスマートフォンメーカー各社が製品投入を狙っているのは間違いなさそうです。