Windows 10のバージョンと名前が一致しない

A.バージョン番号が分かればOK

従来のOSと違い、Windows 10は、大規模なアップデートがあってもOSの名前は変わりません。2015年のリリース時も、2019年現在も「Windows 10」のままです。

しかしながら、定期的に繰り返される機能アップデート(現在では年2回)によって、内部的なバージョン番号は変更されています。また、バージョン番号ごとに「Creators Update」や「May 2019 Update」のような別名で呼ばれることもあります。

ニュースサイトなどでは、この別名で呼ばれることが多いのですが、Microsoftのウェブサイトなどでは、別名ではなくバージョン番号のみで表示されることが多いため、よく分からなくなってしまうのが正直なところです。

例えば、以下のウェブサイトは、追加された機能の確認やサポート終了日の確認のためによく使われます。ここでは、バージョン番号しか表記されません。

Windows 10の更新履歴
バージョンごとのリリース情報、機能追加および修正情報を確認できる

Windowsライフサイクルのファクトシート
バージョンごとのリリース日とサポート期日を確認できる

このため、必ずしも覚えておく必要はありませんが、バージョン番号との対応を、ある程度一致させておいた方が、いろいろな情報を確認しやすくなります。2019年6月時点でのバージョン番号と別名の対応は、以下の通りです。

なお、自分が現在使っているWindows 10のバージョン番号は、[設定]の[システム]の[バージョン情報]で確認できます。