2019年版Retina MacBook Airの性能を最速チェック

Appleが発売した、True Toneテクノロジー対応のRetinaディスプレイを採用した「MacBook Air (Retina, 13-inch, 2019)」をチェックした。

CPUや筐体を含めMacBook Air (Retina, 13-inch, 2018) モデルと同じだが、ディスプレイにTrue Toneテクノロジーが追加されている。

MacBook Air (Retina, 13-inch, 2019) の左側側面には、Thunderbolt 3ポートが2つ搭載されている。

最大40Gb/sのスループット性能を持ち、Thunderbolt 3接続のストレージやeGPUなどを活用できる。

MacBook Air (Retina, 13-inch, 2019) の右側側面には、3.5mmヘッドフォンジャックが装備されている。

Apple T2 Securityチップ、Touch ID、Hey Siriも継続採用。

MacBook Pro (13-inch, 2017, Two Thunderbolt 3 Ports) 、MacBook Air (13-inch, 2017) 、MacBook (Retina, 12-inch, 2017) の販売が終了したため、ファンクションキー搭載モデルを選択できるモデルとなっている。

MacBook Air (Retina, 13-inch, 2019)は、バタフライ構造を採用した最新世代のキーボードが採用されている。

最新機種ではあるが、サポート情報「MacBook、MacBook Air、MacBook Pro キーボード修理プログラム」の対象製品となっている。

MacBook Air (Retina, 13-inch, 2018) との違いは、ディスプレイに「True Toneテクノロジー」が搭載されたことだ。

スケーリング解像度は、従来と同じ、1024 x 640、1200 x 800、1440×900(デフォルト)、1680×1050が選択できる。

Intel Core i5-8210Y/1.60GHz(3.6GHz)、Intel UHD Graphics 617が継続搭載されている。

また、Bluetooth 4.2仕様で変わっていない。

MacBook Air (Retina, 13-inch, 2018) の50.3Whリチウムポリマーバッテリー(4434mAh)から49.9Wh(4395mAh)に変更されている。

0.4Wh(39mAh)だけバッテリー容量が減っている。

128GBSSDとして搭載されていたフラッシュストレージは、MacBook Pro (13-inch 2019 Two Thunderbolt 3 Ports) と同じ「APPLE SSD AP0128N」(128GBSSD)で、NVM Express接続(リンク幅x4 リンク速度8.0 GT/s)されていた。

ベンチマーク計測結果でみると、SSDストレージ性能は256GB以上を選択しないとパフォーマンスは出ない気がする。

なお、前モデルは、256GB、512GBに加え1.5TB SSDが選択できたが、今回から1.5TB SSDはなくなり1TBに変更されている。