キヤノン、CP+で注目のカラビナ型カメラIVY RECをクラファン予告

キャノンが、クラウドファンディングサイトIndiegogoで小型カメラ「IVY REC」のプロジェクトを間もなく開始すると告知しています。
このカメラ、2月に行われた映像機器の展示会CP+2019で「ソトアソビカメラ」として出品されていたもの。6月末には日刊工業新聞が、早ければ年内にも国内投入すると報じていました。

アウトドアでの使用を想定したカメラで、ディスプレイやファインダーは非搭載。本体にカラナビが融合したデザインが特徴で、このカラナビのスペース(枠)がファインダーの役割も兼ねています。

カメラ部は1/3インチのCMOSセンサーで、画素数は13MP。最大で1080p 60fpsの動画撮影にも対応します。

上述のように本体にはファインダーは(カラビナ部分の枠を除いて)ありませんが、スマートフォンにインストールしたコンパニオンアプリからはライブプレビューも可能。データはワイヤレスで転送します。

このほか、防水にも対応。1mの深さに30分間浸しても大丈夫とのことで、IPX7相当の性能になるようです。

なお、Indiegogoのサイトでは記載がありませんが、CP+では、外観をカスタマイズできる着せ替えジャケットも紹介されていました。価格は100ドル前後になるようですが、Indiegogoの早割で最大30%オフになります。

価格的にも本格的なアクションカメラ程の耐久性はなさそうですが、海やプール、あるいは登山中など、スマートフォンを取り出すのが躊躇われるようなシーンでは活躍するかもしれません。もちろん、キヤノンの新機軸製品としても注目できるものです。