Googleが「Pixel 4」の公式イメージを突如公開

Googleが突如、公式のTwitterアカウント上で次期フラグシップ端末となる「Pixel 4」の画像を公開しました。

Googleは毎年10月(日本では11月)にフラグシップ端末であるPixelシリーズをリリースしていますが、2019年に登場すると予想される最新機「Pixel 4」の情報が早くも公開され話題を呼んでいます。

Googleは公式のTwitterアカウント上で、「さて、何人かが興味を持っているようなのでどうぞご覧ください!公開までこれ(Pixel 4)で何ができるのかについてはお待ちください」とツイートし、一緒に「#Pixel4」というハッシュタグを投稿しています。

Googleが公開した画像はPixel 4の背面を写したもので、明らかにこれまでのPixelシリーズとは一線を画するデザインとなっています。

Pixel 3の背面デザインはこんな感じ。ツートンカラーとなっており、カメラは1つ、指紋認証センサーが配置されているのも特徴的でした。

しかし、公開されたPixel 4の背面はツートンカラーではなく、カメラモジュールが明らかに大きくなっており、指紋認証センサーはなくなっています。カメラモジュール部分には少なくとも2つ以上のレンズが配されており、LEDフラッシュの他にセンサーも一緒に埋め込まれていることがわかります。

テクノロジー系メディアのThe VergeがGoogleに問い合わせたところ、広報担当社から「もっと多くの情報を共有したいところですが、現時点ではこれがPixel 4に関して提供出来るすべての情報です」というコメントが返ってきたそうです。

Googleが2018年にリリースしたPixel 3の場合、発売前から画像やムービーが多数流出し、さらには配車サービスのLyftの車内に「Pixel 3 XL」の試作機が置き忘れられるという事態まで発生していました。

こういったリーク情報に対応するためにGoogleは公式画像を公開したのではないかとThe Vergeは記しています。

なお、これまでのところPixel 4に関するリーク画像としては、Pricebaba Dailyがレンダリング画像を公開しています。今回Googleが公開した公式画像を見ると、そのものであったことがわかります。

また、YouTubeチャンネルのUnbox TherapyがPixel 4のモックアップを独自に入手したとして、ムービーの中で紹介しています。ムービーの中でUnbox Therapyは、より大きなサイズのPixel 4 XLはノッチ(画面上部の切り欠き)を持たず、従来のディスプレイ上部にベゼルが存在するデザインに戻ると語っており、このベゼル部分にGoogleは進化した顔認証センサーを埋め込む予定だと話しています。

他にも、Googleがレーダーチップでジェスチャ操作を進化させるために進めていたプロジェクト「Project Soli」で開発した技術をPixel 4に搭載するというウワサも存在します。この技術がPixel 4に搭載された場合、どのようなことが可能になるのかは以下の記事を読めばわかります。

なお、Googleは既にGoogle I/Oで発表した次世代型のGoogleアシスタントがPixel 4で動作するようになるとアナウンスしています。