何が違う? Galaxy S10+ 東京2020オリンピック限定モデル実機レビュー

Samsungはオリンピックのワールドワイドパートナーとして、これまでもいくつかのオリンピック限定モデルを発売していますが、東京オリンピックでもリリースされます。

ドコモから発売されるのは「Galaxy S10+ Olympic Game Edition」。Galaxy S10+をベースとした限定モデルで、型番も通常モデルとは別に「SC-05L」となります。7月下旬に1万台限定で発売予定。価格は11万4696円(税込)。

そんなオリンピックモデルを一足早く貸していただいたので、さっそく何が特別なのかをチェックしてみました。なお、端末は開発中の評価機のため、製品版とは異なる可能性もあります。

まずは外観から。ドコモ版のGalaxy S10+はプリズムブラックのみですが、Olympic Game Editionはプリズムホワイトがベース。白地に金の装飾だったNote 8の平昌冬季オリンピックモデルとは違い、今回の東京2020オリンピックモデルはロゴもホワイトになっています。

ドコモからプリズムホワイトが発売されないとはいえ、外観で異なるのは、この2020年東京オリンピックの公式ロゴが入っている程度。仕様自体は通常のGalaxy S10+と変わりません。

とはいえ、もちろん限定版オリジナルのコンテンツも含んでいます。

まずは、東京オリンピックのテーマ(壁紙)。ホーム画面とロック画面の壁紙が用意されています。ただし、ホーム画面の壁紙は、SamsungのOne UIホームでしか反映されません。

Always On Display(AOD)にも専用コンテンツとして、公式キャラクターのミライトワが用意されています。ちなみにソメイティはいませんでした。

起動と終了のアニメーションも、限定モデルのオリジナルに変更されています。

なお、Galaxy S10+ Olympic Game Editionには、完全ワイヤレスイヤホンGalaxy Budsが付属しますが、こちらのケースにもオリンピックロゴが入ります。

このほか、個装箱もオリンピックロゴやピクトグラムをあしらった、スペシャルボックスになりますが、こちらは現在制作中とのことです。

ノーマルなGalaxy S10+との価格差は約1万円。上記の違いだけではやや割高に感じるかもしれませんが、実売1万7000円ほどのGalaxy Budsが付属すると考えれば、むしろお買い得とも言えそうです。

ところで、これまでオリンピックモデルはオリンピック開催年に発売されてきましたが、今回は1年早いリリースとなります。開催年となる2020年にも別のオリンピックモデルが登場する......なんてこともあるのかもしれません。