Nubiaがゲーミングスマホ「Red Magic 3」を発表!Snapdragon855採用で内蔵ファン付き

当ブログでも何度も紹介している中国のメーカーNubiaから、ゲーミングスマホ「Red Magic 3」が正式に発表となりました。

事前のウワサどおり、Snapdragon 855と48MPのリアカメラを採用し、さらに冷却用の内蔵ファンを搭載するハイスペックなゲーミングスマートフォンです。

ということで、「Nubia Red Magic 3」のスペックをまとめておきます。


Nubia Red Magic 3
OS Redmagic OS 2.0
Android 9 Pie
ディスプレイ 6.65インチ AMOLED
2,340 × 1,080
CPU Snapdragon 855
RAM 6GB / 8GB / 12GB
内部ストレージ 64GB / 128GB / 256GB
リアカメラ 48MP
フロントカメラ 16MP
バッテリー 5,000mAh
30W急速充電
その他 IP55相当防塵・耐水
冷却用ファン内蔵
背面指紋センサ
サポートボタン(左右)
イヤホンジャック
USB Type-C/Ethernetドック(オプション)
サイズ 171.7×78.5×9.65mm
重さ 215g
価格 6GB/64GB:2,899元(約48,000円)
6GB/128GB:3,199元(約54,000円)
8GB/128GB:3,499元(約59,000円)
12GB/256GB:4,299元(約73,000円)

スペックについてはこんな感じです。

性能的に言ってしまえば、現状では最上位クラスのハイスペックスマートフォンですので、ゲーミングスマホとして何ら問題のない1台かと思います。

Snapdragon 855に最大12GBRAMですから、この点から言えば文句の付け所はないように思います。

また、ゲーミングに特化している言えるポイントはいくつかありますが、そのうちひとつが最大回転速度14,000rpmのクーリングファンが内蔵されているのが特長的です。

この他にも独自の放熱システムを備え、高負荷時でもできる限り温度を下げて最大動作を維持できるような工夫もされています。

もちろんゲームなどで横持ちする際に、ボタンとして割り当てることのできるセンサーショルダーボタンも存在しています。

こういったところもゲーミングスマホ「Red Magic」らしい仕上がりかと思います。

これらの基本機能に加えて、オプションのUSB Type-Cドックを利用するとスマートフォンでEthernetに接続することができるため、Wifiやモバイルネットワークでの遅延や容量を気にするゲームユーザーであれば選択肢として出てくるのかもしれません。

この他、カメラもSonyのIMX586センサを採用していたり、バッテリー容量は5,000mAhと大容量となっていますので、ゲーミング以外に普段使いでも十分にこなせるスペックとなっています。

対応バンドも一応国内主要バンドには対応していますので、実用性に問題はないと思います。

また価格もスペックから考えればかなりコストパフォーマンスに優れていると思いますので、とにかくハイスペックでゲームもバンバンやっていきたいという方には選択肢としてアリな1台ではないでしょうか。

あとは良くも悪くもこのデザインとゲームに特化したスマホを受け入れることができるかどうかといったところかな。

なお、発売は中国で5月3日からとなっていますが、グローバルモデルの存在についてはまだ明らかになっていません。

しかし、「Red Magic」が米国やEUで発売されたことを考えると、グローバル展開する可能性もありそうです。

とりあえず中国での発売を待って、という感じでしょうかね。
「Nubia Red Magic 3」について詳しく知りたい方は、Nubia公式(中国語)をご覧くださいませ。