Galaxy S10は背面も光る!純正の「LEDカバー」を試してみた

Galaxyには純正ケースも様々なものが用意されていますが、フリップカバーのフリップ部分が光る「LED View Cover」は閉じた状態でも着信などがわかる優れた製品です。NFCを利用する関係で日本発売のGalaxyシリーズには対応していなかったのですが、2018年秋発売の「Galaxy Note9」からようやく日本のGalaxyでも使えるようになりました。

さて3月から各国で販売が始まっている「Galaxy S10」シリーズですが、あらたに背面カバーにLEDを埋め込んだ「LED Cover」が登場しています。スマートフォンを裏返しても通知がわかる優れたケース。さっそく「Galaxy S10+」用のものを買って試してみました。

ケースの色は白と黒の2種類。つやのある表面仕上げで、本体に装着するとただのカバーにしか見えません。このまま普通にカバーとして使うことができます(当たり前ですが)。

ケースを装着後、設定画面の「高度な設定」 「アクセサリ」と進むと「LEDカバー」の項目が現れます。これを開くと設定画面が出てきます。設定はそれほど項目がないのでだいたいわかりますね。LEDをONにすると通知があると自動的に背面が光ります。あとはライトの種類、伏せたときにつけたままにするか、カメラを使うときに表示させるか、といった項目が並びます。なおLEDをONにすると、通知バーからも簡易設定が行えます。

ちなみにムードライトは背面全体に星を散らばせたようにLEDのライトが点滅します。暗い部屋や夜の屋外で使うとまさに「ムード」感が漂うでしょう。

LEDアイコンを選ぶと、背面にアイコンを表示できます。アイコンはハートなど全部で10種類。いずれカスタマイズできるようになるといいですね。LEDアイコンも通知バーから即座にアイコンの種類を変更できます。

実際にアイコンを光らせるとこのような感じになります。

本体を横向きにすればアイコンも横向きに。このあたりは芸が細かいですね。

さて電話の着信があれば裏側に受話器のアイコンが動いて通知してくれます。マナーモードにして端末を裏返していてもこれで着信がわかるわけです。暗い時でもLEDライトは明るいので着信を逃すことはありません。

もし着信に気が付かずに電話が切れてしまった時も、着信ありのアイコンが表示されます。そしてメッセージが来ればメッセージアイコンを表示。今後は各SNSの通知に対応してくれるとより便利になりそう。

またカメラを使うときにもLEDカバーは便利に使えます。Galaxy S10を三脚に固定してセルフタイマーで集合写真を撮るときなど、カウントダウンを数字で表示してくれるのです。最後にはスマイルアイコン。「え、いつシャッター切れたの?」なんてことになって何度も撮り直しする、なんてことも防げます。

GalaxyシリーズのカバーはMILスペック対応でリモアケース風のタフなプロテクティブカバーなど、純正品として様々なタイプのものが出ています。今回初登場となるこのLEDカバーは、スマートフォン本体の裏面を簡易的なセカンドディスプレイとして使えます。ぜひ日本でGalaxy S10が発売されるときはこちらも出してほしいものです。