Galaxyは早くもフォルダブル第2弾として2機種を開発中か。次は縦折りと外折りに?

フォルダブル(折りたたみ画面)スマートフォン「Galaxy Fold」がMWC Barcelonaで話題となったばかりの韓国サムスンですが、これに続く2種のフォルダブルモデルを開発しているとの情報が海外にて報じられています。

そしてこれらの2機種は、Galaxy Foldに対して、折り曲げる方向に大きな違いがあるようです。

Bloombergが匿名筋から情報を得たとしている報道によれば、サムスンの新形の一つは、フリップケータイのように縦に折りたたむクラムシェルタイプ。そしてもう一つは、中国ファーウェイの「Mate X」のように外向きに折りたたむタイプだとされています。

合わせて、このうち縦折りタイプのモデルでは、外側にサブディスプレイを搭載することも検討されています。しかし、これはGalaxy Foldへの反響次第で搭載されないかもしれない、とも紹介します。

一方、外折りタイプはサブディスプレイは搭載せず、より薄型の端末となります。さらに、ディスプレイ内蔵タイプの指紋認証搭載も検討されているそうです。

さらにサムスンは、フォルダブルディスプレイの耐久性の向上にも取り組んでいます。とくにディスプレイの折り目に「シワ」が出るケースが確認されていますが、この解消が急務となっている模様。さらに、シワができた場合にはディスプレイの無償交換をおこなう、といった対応も検討しているとしています。

今回の報道によれば、サムスンの縦折りタイプの折りたたみスマートフォンは今年後半か来年早くに発表され、外折りタイプはその後になるとしています。

MWC Barcelona 2019の会場では、どちらかといえばGalaxy Foldよりも、外折りタイプとなるライバルのHUAWEI Mate Xの評判が高かったのが実情。それだけに、Galaxyが今後その後を追うことになるのかという点でも注目されそうです。