早ければ2020年にARM系CPU搭載のMacが登場か〜情報源はIntel!?

AppleはMacに搭載するプロセッサの自社開発を進めており、早ければ来年にも、ARMアーキテクチャを用いたプロセッサを搭載したMacが登場すると、米メディアAxiosが伝えています。

情報源はIntelと開発者

「早ければ2020年に、ARMチップ搭載の新型Macが登場する」との情報は、これまで繰り返し報じられてきました。しかし今回Axiosは、この情報を「開発者およびIntelから直接聞いた」と記しています。

同メディアの報道に先立ち、先日はBloombergが、ARMチップ搭載のMacが発売されるのは早ければ2020年、また2021年にはMac、iPad、iPhoneのアプリが統合されて、同一アプリがすべてのプラットフォーム上で動作するようになり、iOS App StoreとMac App Storeもひとつに統合されると報じました。

WWDC 18でiOSアプリをMacへ移植する計画を公言

Appleは昨年の世界開発者会議(WWDC 18)において、iOSとmacOSの融合は否定したものの、iOSアプリをMacへ移植する計画は認めています。

Appleにとっての課題は、こうした移行をどれだけスムーズに進めるかということでしょう。

Macは1984年に初代Macintoshが発売されてから今年で35周年を迎えましたが、その間にプロセッサはMotorola、PowerPC、そして現在のIntelへと移行してきました。OSもClassic Mac OSからUnixベースのmacOS(以前の名称はMac OS X、OS X)へと移り変わっています。