LG初の5Gスマホはもう間もなく?V50 ThinQをスプリント向けに提供か

韓国LGが開発中とされる新型スマートフォン「V50 ThinQ」らしき画像が、海外にて流出しています。同端末はLG初の5G対応スマートフォンとして、米キャリアのスプリントで取り扱われるようです。

著名リークアカウントのEvan Blassが公開した今回の画像。ディスプレイにはノッチが存在しており、アンテナピクトには「5G」の文字が確認できます。また、日付が2月24日と表示されていることから、バロセロナにて開催されるMWC 2019(モバイル・ワールド・コングレス)の直前に5G対応端末として披露される可能性が高そうです。

LGが公開しているリリースによれば、V50 ThinQはプロセッサに米クアルコムの「Snapdragon 855」を搭載するとのこと。もちろん、5G関連(アンテナやモデムチップなど)のハードウェアが採用されるのでしょう。

さらにリリースでは、V50 ThinQは「LG V40」に搭載されたヒートパイプよりも2.7倍の表面積を誇る「ヴェイパー・チャンバー(Vapor Chamber)」採用の冷却システムを備える、とも記載されています。また、バッテリー容量は20%増量となる4000mAhになるそうです。

なお、LGはV50 ThinQのほかにも、ToF式センサーやディスプレイスピーカー機能を搭載した新型スマートフォン「G8」を開発中とされています。V50 ThinQの販売価格や投入時期はまだわかりませんが、5G時代がいよいよ到来しようとしていることは間違いありません。